④屋根
今回は第2号物件の屋根についてです。
重量鉄骨造で3階建て以上だとシート防水を用いることが多いです。
鉄骨造の3階建てはパラペット(屋根のふちの低い壁)が立ち上がります。
シート防水だとこのパラペットも含めてラップしやすいのです。
このシート防水は施工がしやすいのですが、陽が直接当たるため長年の寒暖でつなぎが切れてきます。
雨漏りは重大インシデントの一つです。
写真のように明らかに亀裂があればわかりますが、雨漏りの原因箇所を見つけ出すのは防水のプロでも苦労します。
私の物件ではないですが、ある物件で雨漏りがあり屋根を直しても雨漏りが止まらない、結局侵入箇所は壁だったってこともありました。
そのため、雨漏りがなくても10~15年で修繕が必要になります。
さて、私の第2号物件の屋根はというと、ガルバリウム鋼板でした。
下から写真を撮れないのでGoogleで代用です。
別の物件ですが、近くで見ると、
ガルバリウム鋼板屋根のメリットは瓦よりも軽量でメンテンナンスが楽なことです。
基本的には錆びることはないので貼り直す必要もありません。
デメリットは見た目の悪さです。
これじゃまるで工場ですよね。
私の物件ですが、3階建てでガルバリウム鋼板でしかも寄棟屋根です。
これかなり珍しいですw
通常のガルバ屋根だと片流れか両勾配です。
建てた時のオーナーさんが注文したのか工務店が提案したのかわかりませんが、屋根も壁も後々のメンテンナンス費用が抑えられるつくりになっています。
中古物件なので良いところもあれば悪いところもありますが、この物件に関しては良い点の方が大幅に勝っていました。