今回も第2号物件を購入したポイントの続きです。
前回はファミリータイプについて書きましたが、やはり建物自体が気に入ったのが大きいです。
この建物、当然築30年以上ですから多少傷んでいる部分もありましたが、建てた当時のオーナーさんと工務店がなかなかしっかり作っています。
②外壁
写真でもわかるように外壁が総タイルです。
ラーメン構造の重量鉄骨造だと通常外壁はALCです。(低コストだから)
ALCパネルも2種類あって柄がついたデザインパネルと平らなフラットパネルがあり、そのパネルに吹付塗装をしたものが多いです。
吹付塗装の場合はやはり10年ほどで色褪せて古臭く見えるため15年~20年で塗り直しが必要になります。
タイルにするとメンテンナンスが必要ないかというと、そうではありません。
タイル貼りであってもクリーニングや劣化(剥離)のチェック、コーキングの打ち換えは15年程度で必要になってきます。
しかし、タイルであれば見た目はきれいな状態が続きます。
例えば、
この物件も重量鉄骨造のタイル仕上げですが、どうですか、築16年には見えないですよね。
ALCパネルの吹付塗装とタイルのちがいはここです。
これは建築主の希望で総タイルにしました。
たしか、当時で300万円くらいの差額を追加で頂きましたが、300万円かけた価値はあったと思います。
これに比べると私の第2号物件はかなり見劣りしますが、築30年以上ですからもし吹付塗装だったらもっとひどい見た目になっていたはずです。