アパート建築営業マンが不動産投資してみた

不動産王になる(はずの)ストーリー✨

✎投資に役立つ本を実際に読んでみよう⑧(臆病者のための株入門4⃣)✎ 

銀行株が好調ですね。まだ仕込んでいる最中なのでもう少し待ってほしい。

 

 

 

先日池袋のボードゲームカフェに行きました。ボードゲームではなくカードゲームをすることがほとんどなのですが、2時間2,000円で遊びたい放題なのでかなり楽しめます。

 

カードゲームってかなり種類が沢山あります。今回は”ito”をやりました。このゲームは株の世界で言う「美人投票」に近いもので、ある特定のもの(例えば好きな食べ物)ランキングについて皆の考える順位を予想し合うゲームです。友達とやるとかなり盛り上がりました。

 

 

さて、前回はアナリストやファンドマネージャーなんてあてにならないって話でした。

 

今回からがこの本の本題。じゃあ、我々は何を信じて何に投資すればいいのか。

 

投資について勉強している人なら説明は不要でしょうが、「リスク」の意味を間違えている方も多いのでまずは、「リスク」という言葉の説明から。

 

「リスクというのはたんに「損する可能性」ではなく、数学的には予測可能性の程度を示す。」

「リスクがなければ儲かりもしなければ損もしない。リスクがきわめて高ければどこまで動くか予想不可能で、とてつもなく儲かることもあればものすごく損することもある。すなわちリスクとは、「損する可能性」であると同時に「儲かる可能性」でもあるのだ。」(P143)

 

期待値が年利3%のところ年利6%になったらうれしい誤算だけど、実は「リスク」が大きかったということになります。

 

「私は投資でリスクをとりたくない」ということは、「私は別に儲からなくていい」というのと同じ意味だ。 (中略) これさえ理解していれば、「元本保証で儲かる商品ってなんですか?」と質問して、「こいつ、頭蓋骨のなかに脳味噌入っているのか?」という疑惑の目で見られることもなくなる。」(P146)

 

「リスクとリターンはトレードオフ」とよく言われます。つまり、望むリターンと同じだけのリスクを覚悟しろという意味です。でも、誰だってリスクを抑えてリターンだけを得たいと思いますよね。それを追求する人が現れます。

 

1952年シカゴ大学の大学院生だったハリー・マーコウィッツは動きの違う株を同時に持つことで損をする可能性を減らせることを発見します。今は誰もがやっている「分散投資」の効用を数学的に証明したのだ。

 

つづく