こんにちは。本の虫🐞です。
絶賛花粉に悩まされ中です。もともと鼻炎アレルギーなので「オロパタジン」という薬を飲んでいます。このオロパタジンは市販のアレグラよりも強く、「アレグラ」→「アレジオン」→「オロパタジン」の順で強いそうだ。
しかし、オロパタジン錠剤+アレジオン目薬で対策しているのに、鼻水、涙、咳、肌荒れとフルコースで病んでいます。例年は3月頭からGWくらいの期間ですが、今年は始まりが早いですね。
知人夫婦は花粉から逃げるためにこの時期夫婦で海外行くそうだ。うらやましす。
さて、この「フィリピンパブ嬢の社会学(中島弘象著)」ですが、映画されるとのことで最近話題になっていますね。見ての通り新書なので形態はルポなんですが、中身は著者とフィリピンパブ嬢ミカのラブストーリーです。ハラハラドキドキでかなり楽しめます。
2011年、当時中部大学の大学院生だった著者は指導教官が在日フィリピン人女性の支援を行っていたこともあり、修士論文にフィリピンホステスのことを取り上げることにしました。そこで実態調査のために訪れたフィリピンパブでルソン島から来たホステスのミカと出会います。
これより少し前1990年代から2000年前半、いわゆる「ジャパユキさん」が大挙して来日したころは皆「興行ビザ」で来日していたそうで、ピークの2004年には82,741人のフィリピン人が興行ビザで来日している。
ところが、2004年にアメリカから興行ビザが人身売買の温床になっていると指摘されるや、興行ビザの発給要件が難化し興行ビザでの出稼ぎはハードルが高くなります。
しかし、著者が大学院生だった2011年頃も名古屋の栄にはフィリピンパブがまだまだ沢山あったそうだ。じゃあ、ビザの発給要件が厳しいなかでどうやって来日してるの?それを調査するところから始まっていきます。
つづく