新幹線が福井まで開通したとのこと。田中角栄が手配した交通網が今も活きているのだ。立花隆の筆によって倒されてなければその後どんな偉業を成し遂げただろうか。まあ、既に収賄は許されるものではなかったからいずれは降りる事になっただろうけど。
今の東京の基礎を建てたのは徳川家康だが、彼にとっては「収賄」なんて概念はなかっただろう。だって、絶対の独裁者でほしいものは何でも手に入るのだから賄賂なんて必要ないのだ。自分のやりたいようにできる。家康がバカでなくてよかった。(もっともバカなら将軍になってないか)
国をリードできるスーパーマンならば、多少の収賄くらい好きにやればいいと思う(今の自民党にその器はない)。安倍さんは死後色々な問題が出てきている(生前からあったか)が、氏が民主党政権から日本経済を救い出したことは確かだ。残念ながら3本目の矢は彼が生きているうちには放たれなかったが。
さて、前回長くなりそうだったので1.で終わってました。
1.成長株投資 vs. バリュー投資
2.トレンドフォロワー vs. コントラリアン
3.トップダウン vs. ボトムアップ
2.トレンドフォロー vs. コントラリアン
前者は順張り、後者は逆張りのことです。著者はコントラリアン(逆張り派)です。そして、貴重な教えが書いてあります。
「コントラリアン」の特徴の一つは「株を買うと最初は決まって損をする」ということです。(中略)コントラリアンは底値近辺で株を買います。でも買った値段が正確に底値である確率はとても低く、従って株を買った後さらに株価が下がる可能性は高いのです。
しかし長期的に見れば、「底値」で買おうが「底値近辺」で買おうがあまり違いはありません。3年後に3000円になる株を1000円で買おうが1050円で買おうがあまり違いはありません。
①買った後、株価が下がってもくよくよしない。当たり前のことが起こっただけです。
②株価が2割とか3割とか上がったぐらいでは売らないでください。(最低2倍)
(P150)
これはめちゃくちゃありがたい教えですね。私も当然底値で買いたいから落ちるナイフを掴む派です。落ちるのが分かっていながら掴んでギャーと叫んで離してしまいます。でも上がると思って買ったわけだから、反転するのをじっくり待てばいいんですよね。そして、上がるとすぐに利確したくなるものですが、そこを我慢して2倍になるまで待つ。やはり忍耐力が重要です。
次回は3.について。
つづく