③まずは300万円を目標に貯める
・「最初の新規不動産を得るには、300万円必要です。特別、ほかに使い道のない300万円をすでに持っている方なら、新規不動産の取得に向けて行動することです。なければ、300万円貯まるまで、キャッシュフローを改善させればいいのです。」(P122)
・「最初から、担保を利用して不動産を買うのはお勧めしません。遠回りに感じても、自己資金で不動産を少なくとも2物件所有するまでがまんしなければなりません。」(P126)
今時300万円で購入できる物件なんてねーよ。と言われるかもしれません。ここで言いたいのは金額の問題ではなく、最初の物件は自己資金で挑戦しようということです。
自己資金であれば空室が出ても心に余裕が持てます。特にビギナーが返済がある中で空室を抱えると精神衛生上よくないです。そのことで頭がいっぱいになって生活にも支障をきたします。
今買える物件が500万ならまずは500万円貯めましょう。お金が貯まるのと同時に貯金する技術と習慣が身に付きます。実際に私は最初の300万円を貯めた頃には自然とライフスタイルが貯金体質に改善されていました。特に無理な節約をするわけではなく苦もなく貯金ができるようになりました。
④リフォーム費用を抑える
・「キッチン、トイレ、洗面台ですが、これはピンからキリまで各種の設備があります。私がお勧めするのは、B級品の設備を使用することです。新品を使用するメリットは賃貸住宅の場合ありません。」(P175)
リフォームはどうしても退去時になるので、そのタイミングでB級品があるかどうかはわかりません。しかし、メーカーを絞ることはできます。
メジャーなメーカー。タカラ、クリナップ、リクシル等。アパート向けの商品ラインナップを備えてはいますが高いです。実は設備には皆さんが効いたことがないようなメーカーが沢山あります。
例えば、キッチンについては関厨房商会株式会社(別に広告料もらってるわけではないですw)。おしゃれなデザインとは言えないですが安いですのでここのキッチンをよく使っています。
築古物件の場合はキッチンがおしゃれになったくらいでは家賃は上げれないので、きちんと使えるサイズのキッチンであればお金を掛ける必要はありません。