アパート建築営業マンが不動産投資してみた

不動産王になる(はずの)ストーリー✨

✎投資に役立つ本を実際に読んでみよう③(サラリーマンでも「大家さん」になれる46の秘訣3⃣)✎

⑤給料と家賃を混ぜない

「資産管理の注意点は雇用収入(サラリーマンであれば給料や賞与)と混同しないことです。所有する賃貸不動産は既に「資産」です。「資産」は独立してキャッシュフローを生み出す存在です。大事なことは、キャッシュフローを生み出す「資産」は雇用収入からも独立していることです。」(P189)

 

規模拡大を目指すなら不動産の収入を生活費に回してはいけません。このブログを読んでいる方は「複利の効果」についてはご存じだと思います。不動産収入ができたとたんに生活レベルをあげるようでは規模拡大はできません。せっかく入った不労所得、次の物件購入のために貯めておきましょう。

 

逆も然り。不動産のマイナスを給料で補填するようでは何のために不動産投資をしているのかわかりません。ましてや初めから給料で補填する計画になっている新築ワンルームは論外です。

 

⑥個としての強さ

「大家さん業は所属する組織にはいっさい関係のない個人のビジネスです。大家さん業を成功させれば、そこから得られる収益はすべて個人のものですから組織に属さない「個としての強さ」が重要になるのです。大家さんは組織で仕事をするわけではありませんから稟議を上げる必要はありません。関係部署への根回しもいりません。すべてそれぞれの個人が決定すればいいことです。すべてのリスクもリターンも個人に帰属します。それを支えるの「個としての強さ」なのです。」(P213)

 

ここがこの本で一番勉強になったところです。不動産投資に失敗してもそれは不動産屋のせいでも、銀行のせいでも、入居者のせいでもありません。自分自身の責任です。

 

投資をするといろんな場面で決断を迫られます。その物件を買うかどうか、家賃をいくらにするか、その入居希望者を住ませるかどうか、決めるのは不動産屋でも銀行でもありません。全て自分で決断しなければなりません。

 

終わり