アパート建築営業マンが不動産投資してみた

不動産王になる(はずの)ストーリー✨

✎私が不動産投資を志したきっかけ⑥(異常な金銭感覚)✎

さて、給料の話の続きです。

1,500万円から800万円になっても十分高給じゃないかと思われるかもしれませんが、そうでもないのです。

 

というのも、翌年税金が大変なことになるんです。新庄が現役の頃に給料全部使ってしまって翌年に税金が払えないってありましたよね。桁は違いますが同じことになります。

 

例えば住民税だけで月8万円。そのほか保険料が月7万円。さらに所得税。控除の合計が月20万くらいになります。800万円といってもボーナスも含んでますから額面は月額45万円くらいです。そこから20万円引かれて手取りが25万円。

 

生活レベルを上げていたり、無理な住宅ローンを組んでいたりしたらかなり厳しくなります。幸い当時私は独身でしたし、無駄使いする時間すらなかったので生活には困らなかったです。

 

そんな業界にいたら金銭感覚おかしくならない?ってよく聞かれますが、そりゃおかしくなりますよね。実際に浪費癖がひどい人たちが周りに沢山いました。彼らにとって歩合はあぶく銭なので全て使ってしまいます。キャバクラ好きな奴が多くてね。最終的には消費者金融から借りる、それを返すためにまた知人から借りる、そして逃亡。

 

年収2,000万円くらいなのにギャンブル、キャバクラが大好きで借金まみれなんて奴もいました。最終的には貯金どころか借金を抱えて退職していきました。

 

これってマネーリテラシー以前の問題です。もったいないですよね、折角金持ちになれるチャンスが転がってる環境にいるのに。

 

まあでも、気持ちはわかるんです。ノルマが重すぎてプレッシャーから逃れるために遊ぶしかないのです。

 

いいもん食って、いい車乗って、いい時計して・・・ステレオタイプな不動産屋像ってありますよね。以前はそんなベタな奴が本当に沢山いました。