こんにちは。本の虫🐞です。
今回は私が読んで非常に役に立った本を紹介したいと思います。
なぜ本を紹介するかは以前のブログを読んでみてください。
紹介する本は有名な著書も多いので古本でも探しやすいと思います。まずは近くのブックオフで探してみてください。わざわざ新品を買う必要ないですよ。
アフィリエイトはそんなに期待していませんが、もし古本屋で探して見つからなければ利用してみてください。
サマリーではなく全編読んでほしいのです。そして、感想をぜひ聞かせてほしいです。同じ本を読んでも人それぞれ感想は違います。ぜひ私が気づかなかった点を教えてください。
初回は「金持ち父さん貧乏父さん」です。まあ、読んだことはなくてもタイトルぐらいは知っている人も多いでしょう。
一時期マルチの勧誘にこの本が使われていたのは非常に残念でした。まあ、著者のロバートキヨサキもネットワークビジネスを推奨していたこともあるのでしょうが。
私は大学生の時にこの本と出会い人生が変わりました。若い方にとっては今は類似の本が沢山あるので、そんな大げさなと思うかもしれませんが。
これまでの私の人生を二つに分けるとしたらこの本を読む前の人生と読んだ後の人生に分かれるでしょう。読後の人生では経済的自由を手に入れることがライフワークとなりました。それほど偉大な本です。
ほとんどのページが重要なのですが、特に私が影響を受けた部分だけをピックアップしてみます。
①どれだけ給与収入を増やしても経済的自立はできない。
・「給料さえ増えれば問題は解決すると思いながら、昇給をじっと待つんだ。」(P42)
・「恐怖を感じるから仕事に行く。お金がその恐怖を和らげてくれることを願いながらね。でもお金が入っても恐怖は消えない。それからまた新たな恐怖に襲われて仕事に戻る。」(P54)
私もこの本を読むまでは「高収入=金持ち」だと思っていました。しかしいくら高収入であっても支出が多ければお金は貯まらないし、働いて得られる給料には限界があります。
②経済的自立を達成するには資産(お金を生むもの)を増やす。
・金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。(P77)
・お金に関する私の哲学の基本は、資産欄に種をまくことだ。(P154)
若いうちは資産がないので働いて収入を得るしかありません。しかし、その収入をなるべく消費せずに資産(お金を生むもの)の購入に回すことで給与以外の収入を作っていくことが重要だと。
③お金に関する教育は学校ではしてくれない。自分自身で学ぶしかない。
・金持ちがさらに金持ちになり、貧乏人がさらに貧乏になり、いわゆる「中流」の人たちがいつも借金に追われている理由の一つは、お金に関する教育が学校ではなく家庭で行われるからだ。(P11)
・立派な教育を受けた何百万という人が、職業上は一応の成功を収めているのに経済的には苦労しているという事態は、ほとんどの人が金銭・財政的技能を身に着けることなく学校を卒業して仕事についていることから生じている。(P84)
学校でいい成績を取っても必ずしも金持ちになれるわけではない。お金持ちになりたいならお金の事を勉強しなければならないのです。
④消費者から投資家に成長しなければならない。
・不動産市場や株式市場がバーゲンセールを始めると、たいていの場合それは大暴落だの反落だのと呼ばれて、消費者はそこから逃げ出す。スーパーマーケットが値上げをするとそっぽを向いてほかで買い物をする消費者が、不動産市場や株式市場が値上がりをすると買いに走る。利益は売り方ではなく買い方によって決まる。(P250)
全くその通りで投資とは不思議な世界です。消費者マインドを投資家へと成長させ、お金への感情をコントロールできるようにならないといけません。
⑤私のライフワーク。
・裕福になるための鍵は、勤労所得をできるだけ速く不労所得やポートフォリオ所得に変える能力にある。(P257)