アパート建築営業マンが不動産投資してみた

不動産王になる(はずの)ストーリー✨

✎投資に役立つ本を実際に読んでみよう⑥(ユダヤ商法1⃣)✎

 

こんにちは。本の虫🐞です。

 

今回紹介する本は「金持ち父さん貧乏父さん」と同じくらい私の人生に大きな影響を与えた指南書です。この本からたくさんの事を学びました。

 

ユダヤ商法

ユダヤ商法

Amazon

 

ある日、Amazonのリコメンドに突然現れてこの本の存在を知りました。定価9,800円。第一印象は、「高いし怪しい」でしたが、思い切って買ってみたら値段以上の価値がありました。

 

実物は結構豪華な仕上がりです。

 

ちなみにここの出版社、日本経営合理化協会出版局(聞いたことねー)から出されている本は軒並み高額なんですよね。

 

 

タイトルは違いますが、同じ著者の新書があります。まだ読んだことがないのですが、おそらく似たような内容かと思います。こちらのほうが買いやすいかと。

 

 

 

さて、本題に戻ります。

 

ユダヤ人には、ロスチャイルド家をはじめジョージ・ソロスピーター・ドラッカー等の経済人だけでなく、スティーブン・スピルバーグアルベルト・アインシュタイン、etc... 数えきれないほどの偉人がいます。

 

特に経済界で成功を収めたユダヤ人は沢山います。なぜ?

 

この本にはその理由と商売のコツが10章に分けて書いてあります。

 

その10章の前に序章としてユダヤ人の歴史について触れられています。ユダヤ人の歴史については最近の紛争によってご存じの方も多いでしょう。彼らの経済的な成功の源は彼らの苦難の歴史と関係があります。

 

まず、この著者であるマービン・トケイヤーは「ラビ」です。ラビとはユダヤ教における、牧師であり、教師であり、裁判官であり当時に多くの場合優秀な商人でもあります。

 

彼が言うにはユダヤ人の生活の根本には「タルムード」という聖典(全20巻、12,000ページ、250万語)があります。

 

このタルムードは口伝筆記で歴史、宗教、哲学、法律、道徳と様々な論争をまとめたもの(らしい)です。彼らはこのタルムードを15歳から読み始めて毎日開くとのこと。

 

なぜユダヤ人がお金に強いかについて序章にも触れられています。

 

キリスト教会は、聖書が金利を取ることを禁じていると解釈していた。だから、金を貸すのを生業としていたものといえば、ユダヤ人しかいなかった。ユダヤ人の国外追放はユダヤ人の金貸しから借りた金を、両親の呵責を感じることなく踏み倒すのに都合がよかったのである。もっとも、ユダヤ人だけが金融業を営むことができなのは、その後、ユダヤ人が金融界で力を持つことを大きく助けることになった。」(P30)

 

この宗教迫害がなかったらゴールドマンもモルガンもロックフェラーも生まれてなかったってことですね。

 

つづく