アパート建築営業マンが不動産投資してみた

不動産王になる(はずの)ストーリー✨

✎あなたの知らない世界⑨✎

さて、前回教団施設で散々な目に会った我々は翌週婆さんを内見に連れていくためにアパートに向かいました。

 

ただ、ちょっと嫌な予感がしたので、約束の時間よりちょっと早めに向かいました。すると、アパートの100mくらい前手前に来た時点で婆さんの部屋の扉が開いて婆さんが出てきた。

 

なぜか野球帽?被ってる。んで、チラッとこちらを見てから慌てて向かいのコンビニの駐車場に入っていった。あれ?買い物か?と思ってコンビニの駐車場見たら車の後ろに隠れてんの。(やっぱ逃げようとしてたな)

 

〇〇さーん、買い物ですか?なんてわざとらしく声を掛けて捕まえる。もうすぐ賃貸業者さんが来るんで物件見に行きましょうねーって。

 

物件を3ヶ所の物件を見せてその内の1軒に申し込みをしました。審査は翌日には出るとのことだってので次の日また連絡しまーすと言って別れました。(時間決めるとまた逃げるから)

 

翌日、無事審査が通ったと賃貸業者から連絡があったので夕方になってからアパートに向かう。婆さんの部屋の電気がついてることを確認してからノック。 → 電気消える・・・オイッ!居留守の準備遅いわ!

 

仕方ないからドアの前で電話する。 → 電話にでる・・・どんだけ隙だらけなんだよ。

 

もう玄関の前居るんであけてくださーいって開けさせる。審査通ったから来週賃貸借契約締結しますからって伝える。ただ、絶対に逃げるだろうなと思ったので、来週「教団施設」また見に行きましょうよってニンジンぶら下げってみたら速攻食いついてきた。その帰りに一緒に不動産屋に行って契約しましょうと。

 

さすがに今回は向うの望みも叶えるんだから逃げはしないだろう。

 

当日アパートに行ったらちゃんと居た。んで、一緒に電車で教団施設に向かうことになる。

 

つづく