こんにちは。本の虫🐞です。
先日Yahooでこんなニュースを見かけました。
高齢者がなかなか部屋を見つけられない。高齢者というだけで拒否される。ニュースタイトルにあるように「内見さえさせてもらえない」というのだ。
高齢者が借主であれば、家賃を滞納する可能性もあるし部屋で亡くなる可能性もある。でも、人間はいつかどこかで死ぬのだ。
本当に借りられる部屋はないのか?
もちろんエリアにも依るだろう。でも、日本にどんだけ部屋が余っていると思ってるんだ?
たしかに、私も高齢者の立ち退きには苦労した。だが、高齢者可の部屋はあるのだ。以前にも書いたが、高齢者可の物件があるのになんだかんだと文句をつけて選り好みするのだ。陽当たりが悪い。病院から遠い。洗濯機が外置きは嫌だ・・・
若い人でも全ての希望を満たした物件に住んでいるわけではなく、いくつかの条件を妥協して住んでいるのです。高齢者であれば妥協する条件が増えるのは仕方ないではないか。
そして、このネタがでると決まって政治が悪い、行政でなんとかしろってコメントが出てくるのだ。中には行政がアパートの借主になって高齢者を住ませればいいなんて意見も。
そりゃ、行政が借主になって家賃を払ってくれたら大家としてはそれはありがたいですよ。でも、それは何かあったとき結局は我々の税金で賄うってことです。岸田なんとかしろ!政府でなんとかしろ!ってのは結局は税金使って解決しろって言ってるのと同じことなんですよね。
さて、話を戻そう。高齢者に限らず需要に対して供給が追い付いていない。高齢者を拒む大家さんがいるということは我々にとってビジネスチャンスでもあるのだ。ちなみに私が高齢者に借りてもらうときは「見守りサービス」に加入してもらっています。月に数千円かかりますが(入居者負担)、定期的に連絡がいくので何かあっても長期間放置はないでしょう。
その内高齢者受け入れは当たり前になるんだろうな。高齢者が増えて空き部屋が増えれば自然とそうなります。高齢者ウェルカムで他の物件より優位に立てるのも今の内だけかもしれませんね。