さて、入居者を探していよいよスタートです。
全く未経験、これまで不動産業界に縁がなかった方が始めた場合、次の物件を買うまでにせめて2年くらいは自己資金で買った中古区分で運営してみましょう。
なんですぐに2棟目を買ってはいけないのか?もちろん1棟目で色々と経験をしてみることも重要なのですが、なにより、自分自身の不動産投資への耐性を確認する必要があるからです。
今まで沢山の新人大家さんを見てきましたが、最低限の原状回復費すら出したくない、数万円程度の修理費を出すのにもストレスを感じる人がいました。もちろん支出は厳しく管理しなければなりませんが、設備投資を全く許容できない人は大家さんには向かないです。他の投資を探しましょう。
実際にそんな大家さんは結局短期で物件を手放してしまいます。このへん具体的な話をしたいのですが、残念ながら今はまだちょっと話せません。
実際に貸し出す際に注意することは以前にも書きましたが、まとめると下記の5項目。この5項目は入居者の間口を広げて機会損失をなくしつつ、リスクもヘッジする手段です。これを実践してじっくり経験を積みましょう。
①外国人、生活保護、高齢者ウェルカムにする。
②広告費200% or 広告費100%+フリーレント1か月で募集。
③定期借家契約にする。
④連帯保証人よりも保証会社加入を必須にする。
⑤火災保険のオプションで家主特約(事件、事故時に家賃を補償)に加入。
詳しくは以前の記事を参照してください。
次回は「経済的自立編」です。
つづく