③購入時のリフォームについて。
第3号物件はオーナーチェンジではなく、購入時に空室だったためリフォームを行ったのでそれについて書きます。
この物件は約55万円かけてリフォームをしましたがキッチン、風呂、トイレ、洗面等の設備は替えずにそのままです。
やはり設備を丸ごと替えるとかなり予算が上がります。
築古の団地だと設備を新しくしたところで家賃は上がらないので、購入時に設備がそのまま使えるかどうかを確認することが重要です。
設備が入居付けに足りる状態かどうかわからない時は写真を撮って賃貸業者に見せて判断してもらいましょう。
第3号物件は契約前の内見時に設備がそのまま使えそうかどうか確認していました。
◆キッチン
キッチン自体はそのまま使えそうですが、ガスコンロは見ての通り汚かったので入居前にホームセンターで買ってきて自分で交換しました。
◆風呂
お風呂の壁はユニットにリフォームされていましたが、湯舟は団地らしさ全開のバランス釜です。
◆トイレ
トイレはウォシュレットも付いていたのでクリーニングだけしてそのまま使っています。
では、リフォームしたところですが、
◆洗濯機置場
洗濯機がベランダ置きだったため、キッチン横のスペースに洗濯機置場と冷蔵庫スペースを作りました。
水栓はキッチンから分水し、排水は床を少し上げて勾配をとってキッチンの排水につなげています。
◆玄関
玄関や室内の壁はペンキを塗ってあったので薄いグリーンのクロスで仕上げました。
◆リビング
畳だったリビングをCF(クッションフロア)仕上げにしました。
◆居室
フローリング、フロアタイルも検討しましたがCFの方が安価で張替えも楽なので居室もこちらにしました。
団地物件だとRC造とは言え、床のスラブの厚みは期待できないですし、もう図面もないので床スラブが何㎝かは確認が取れません。
4階なので子供のいる家族に貸した場合、下への音を考えたらフローリンを避けた方が無難とも思いました。
以上の内容で55万円かかりました。
築50年以上ではありますが、売主が女性の一人暮らしだったこともあり内装もきれいだったのであまりお金をかけずに貸せる状態になり、実際6月から募集して8月には入居者が決まりました。
リフォームについては自己満足のためではなく、入居付けに有利になるか家賃を上げられるかを考えて、効果がなさそうならあまりお金をかけないようにすることが重要です。