今回が第3号物件の4回目です。
団地物件は割とたくさん売り物件がでていると思います。
高利回り物件の探し方は前回書きましたが、今回は団地物件購入時の注意点を書きます。
①階数
団地はほとんどが5階建て、たまに4階建ての物件がありますがエレベーターはまず付いていません。
そのため、5階建ての5階はやめておきましょう。いくら若い人でもエレベーター無しの5階はさすがに住んでくれません。
一般のマンションと違ってできる限り下位階のほうがおすすめで、5階建てなら3階まで、もしくは4階建てなら4階(最上階だから)がギリギリセーフです。
②現地確認
団地は通常、複数棟が固まって建っています。
現地を見に行った際に必ず他の棟の入居状態を確認しましょう。
もし空室があった場合、そこが賃貸になっているのかをチェックしましょう。
SUUMOやat homeを見て沢山募集されている部屋があったらやめておきましょう。
賃貸サイトに募集が出ていなくても空室があまりにも多い場合は要するに住む人がいなくなってしまったのです。つまり、住むのに非常に不便な陸の孤島です。
あと、管理状態を確認しましょう。
古い団地は管理会社を入れずに理事会(住人)で持ち回りで清掃等をしているところもあります。ゴミや植栽の手入れがきちんとされているかを見てください。
③敷地の広さ
都内で投資用ワンルームを購入する際は敷地の広さはあまり気にしないですよね。
しかし、団地の場合は敷地の広さと所有者の数を確認してみましょう。
ちなみに第3号物件は88人の所有者に対して5226.33㎡の敷地です。
つまり、一人の持ち分が約18坪です。路線価16万円/㎡の土地18坪を270万円で買えたことになります。
将来解体することになっても敷地の半分を売却して、積立金とで建替えという可能性もあります。
以上が団地特有の注意点です。