アパート建築営業マンが不動産投資してみた

不動産王になる(はずの)ストーリー✨

✎保険と年金について②✎

 

前回は保険を中心に書きました。

 

ちなみに、保険については積立でなく掛捨てをお勧めしましたが、もし既に加入している積立を解約して掛捨てにする場合は慎重に。

 

15年以上前に加入している積立はお宝利率の商品もあるのでよく内容を確認して下さい。

 

さて、年金についてです。

 

これは人によってもらえる条件が違うので正解はないです。なので、プラスαの部分について書きます。

 

まずは65歳になったときにいくらもらえるのかを年金定期便で確認しましょう。

 

そこから将来ほしい金額(ゴール)を決めて毎月の積立額を決めます。

 

 

 

例えば、現在25歳で60歳時点で2,000万円欲しいという場合。

 

この計算をするには「減債基金係数」を使います。

 

CASIOの高精度計算サイトです。

keisan.casio.jp

「将来の積立総額」に2,000万円

「年利率」に6%

「積立年数」に35年

で、「計算」ボタンを押します。

 

見方は、

1年で2,000万円にしたいなら当然1年で2,000万円積立てる必要があります。

10年で2,000万円にしたいなら年間125万円積立てます。

20年で2,000万円にしたいなら毎年54万円積立てます。

 

S&P500の成長率は年間6~7%くらいなので、S&P500インデックスをNISAで35年間買い続けるなら年間18万円を積立てていけば2,000万円になります。

 

来年から始まる新NISAを利用すれば、(政府がもみ消した)老後2,000万円問題も解決できます。

 

新NISAのニュースがでるとヤフコメで「そんな制度作られても低所得者には投資する余裕なんてない。金持ちばっかり優遇するな。」みたいなコメントをよく見かけますが、大間違いですよ。NISAってのは我々のような貧乏人のためにある制度です。本当の金持ちはNISAなんてちまちましたもの眼中にないですw

 

 

また愚痴になりますが、最近生保やその子会社が、顧客が任意で購入するファンド選ぶ保険を販売しています。一体なんなんだ?これは?売却益が無税になるわけでもない上に保険会社に運用の手数料を取られるw

 

顧客のリテラシーを舐めすぎです。インデックスファンドを保険で買う意味なんて全くないですよ。手数料がかからないネット証券で購入してくださいね。

 

 

話を戻します。

 

月1.5万円の積立が2,000万円になる理由はいくつかありますが、長期で複利で運用する効果が一番大きいのです。

 

アクティブファンドがインデックスファンドに勝てない理由は「期間」です。アクティブファンドのマネージャーは短期でのパフォーマンスを求められるため20年、30年なんて悠長なことは言ってられません。

 

しかし、我々のような弱小個人投資家には時間があります。短期で結果を出そうとしたら負けます。時間を伸ばせば伸ばすほどリスクを分散できます

 

つまり、長期のゴールとヴィジョンを持ってください。短期で利益を求めてはいけません。できれば20年、30年先のゴールを設定してから10年毎、5年毎のマイルストーンを設定してください。いくら貯金すればいいか、何を買えばいいかを決めるのはそれからです。