さて、第4号物件をサイトで見つけて業者に連絡してみました。
資料を取り寄せる段階で、実はこの物件は平成19年に耐震工事を行っておりその資料が大量にあるためスキャンするのにかなり時間がかかりますとのこと。ファイルが全部で7冊ぐらいあるんだとか。
1週間ほど後に資料がメールで送られてきました。
驚きましたよ。
平成19年の耐震工事はかなり本格的で全ての入居者を退去させて、内壁は全て壊して筋交い、ホールダウン金物、耐力壁を追加していました。
布基礎のためもともと床下の土間は土がむき出しだったようですが、土間に鉄筋を補強して土間コンを打ったようでした。当然、大引、根太も組みなおしてありました。
UB、トイレ、キッチンも全て入れ替えてありました。
つまり平成19年に耐震含めたフルリノベがされていたのです。
作りは古いですが外観は築49年には見えなかったです。外壁や鉄部の塗装はしばらくは修繕が必要なさそうです。
几帳面な売主さんで耐震工事の図面、施工写真、見積もり、構造計算、全ての書類がきちんと残っていました。ついでに平成19年の段階でアスベスト調査までしてありました。
当時の見積もりと契約書を見ると耐震+リノベ工事に750万円かかったようです。
隣の売買事例を見た時は1,300万円くらいで指値できないかと思っていましたが、リフォーム資料をみて1,850万円でも買いだと判断しました。
でも、一応欲を出して1,700万円で買付を出してみたらあっさり通りました。
残念だったのは契約段階になって1室退去が決まったことぐらいです。