19日の日経に23区のマンションの平均価格が1億を超えたとありました。
海外と比べると日本の不動産は割安だなんて言う方もいますが、この金額異常ですよ。これじゃ普通のサラリーマンには手が出ないですよね。
そこで、持ち家が先か投資が先かって話をしてみます。
「持ち家が先か投資が先か」は「持ち家か賃貸か」と同じくらい難しい問題ですよね。
結局、人それぞれ状況によるってのが問題を難しくしている原因です。つまり正解はないのです。
名著「金持ち父さん貧乏父さん」では持ち家は負債なので先に投資から始めようと勧めていますが、どちらが正しいかは人によります。現に私は自宅を先に買いました。
(「金持ち父さん貧乏父さん」をディスっているわけではありませんよ。この書は今でも私にとっての聖書です)
昨年売却した自宅マンションは2009年に購入しました。
場所:埼玉県南部(23区隣接)、駅徒歩10分
面積:70㎡(3LDK)、最上階角部屋
築年数:購入当時築1年(未入居)
2009年と言えばリーマンショック真っ只中。そこら中でマンションデベが資金調達ができずに倒産していました。私が購入したマンションも元々の販社が10戸を残して倒産してしまったため、当時の勤め先が10戸を2億でバルク購入しました。
その後3,100万円で販売しましたが売れず、社員向けに販売されることになったので購入することにしました。その額なんと2,770万円(社員割引価格)でした。
3,100万円でも今では考えられない金額ですが、当時それでも売れなかったということは市場では高いと判断されたということですね。
最終的にこのマンションは昨年3,800万円で売れました。別に私の目利きが良かったとか先見の明があったとかではなく、市場が異常なだけです。
つづく