さて、前回の続きです。
「思い込み」と「こうあるべき」が私たちからお金を奪う(P28)
著者ふゆこさんのアラサーの社会人女性の”あるべき”姿をこう考えていたようです。
・デザインの凝ったインテリアで部屋をおしゃれな空間にしている
・恋人や友達との食事会では、ちょっと高くてもおしゃれなお店に行く
・トレンドをさりげなく抑えてファッションに気を配る
・プチプラだけでなく、ちょっと高価なブランドも取り入れる
・ジムやホットヨガに通って自分磨きをする
・ネイルサロンやまつ毛エクステなど美容にも定期的にお金をつかう
でも、これって本当に必要なのか?ただ世間体を気にしてお金を使っているだけじゃないのか?と疑問に感じたようです。
「○○すべき」や「普通は○○」は、”世間の声”を装った企業や広告が、巧みにわたしたちにお金を使わせようとしているだけなのです。(P32)
たしかに、世の中様々な広告に溢れてますよね。よくネットの記事でもありますよね。男性向けに「高級時計を持つとそれに似合う男に成長できる」とか「ビジネスマンならオーダースーツを1着は持っておこう」とか「靴を見ればその人が分かる。手入れの行き届いた革靴を持とう」とか。こんな記事に踊らされたら全部が高級品になってしまいます。
「これって、本当に自分にとって必要なものかな?」(P34)
買い物の際に一度立ち止まって本当に必要なものかどうかを考えてみましょう。それに気づけば「本当に必要なもの」以外はほしいと思わなくなるので、「我慢」の必要すらなくなるのです。
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つづく