アパート建築営業マンが不動産投資してみた

不動産王になる(はずの)ストーリー✨

✎たまには不動産のこと✎ 

 

こんにちは。本の虫🐞です。

 

たまには不動産に関することでも書いてみますか。

 

 

9日の日経に日銀内田副総裁のコメントが載ってましたね。「どんどん利上げしていくことはない。(急激な利上げは)考えにくい。」と。

 

だんだんと日銀から漏れてくる発言が「マイナス金利終了前提」になってきましたね。3月半ば春季労使交渉を経て4月に終了、利上げスタートは堅そうです。

 

さて、そうなったら不動産市場がどうなるか。

 

以前から述べているように現在の不動産高騰は日銀の金融緩和からスタートしています。緩和マネーの流入が一番の理由です。

 

もちろん他にもいくつかの要因がありました。例えば外資の買い。海外では金利と不動産価格の高さからギャップが取れないため、利回りの期待できる日本の不動産にお金が流入していました。しかし、去年から海外資本の撤退は始まっており、外資の購入は期待できません。(ちなみに、なんでもかんでも買っていく某OPハウスも仕入れよりも在庫処分にシフトしているようですね)

 

外資が撤退した理由はいくつかありますが、一番の理由は本国での商業用不動産不況によって日本どころではなくなったところでしょうね。コロナ後のオフィスの戻りは進んでないようです。昨秋一気に撤退したので日本の不動産業者で外資用に仕入れをしていたところはかなり焦ったのではないでしょうか。

 

一時期ひどかったんですよ。まあ、彼らにも購入のノルマがあるのでしょうが、住居系賃貸をなんでもかんでも買ってくれました。日本人の投資家なら絶対買わないようなエリアでどデカい物件を簡単に買ってくれました。

 

埼玉の北部の駅で3億とか4億の新築物件買ってくれるんです。売っといて言うのも何ですが、あれどうすんだろ。外資投資銀行、不動産屋って一流大学を出て投資のなんたるかを心得たエキスパート集団だと思ってましたが、素人でも買わないような物件喜んで買ってくんですよ。

 

 

話を戻します。日銀の緩和によって始まった不動産バブルは、緩和終了で終わります。日銀の金利上昇のスピードにもよりますが、今年の終わりあたりには昨年のような勢いは無くなってるでしょう。

 

不動産価格が下がれば購入しやすい局面になる一方で、当然金利も上がります。ほとんどの不動産投資家が借入をしているので利息の支払いをどうするかの対策も練らなければいけません。

 

そこで金利上昇のヘッジで銀行株の購入を考えました。年末年始で四季報読み込むぞと気張ったものの途中で諦めてしまいました。んで、結局はインデックスの【1615】をちょこちょこと増やしています。

 

不動産の購入は今年は控えて、来年か再来年に都内で購入していこうと考えています。