アパート建築営業マンが不動産投資してみた

不動産王になる(はずの)ストーリー✨

✎投資に役立つ本を実際に読んでみよう⑩(87歳、現役トレーダーシゲルさんの教え6⃣)✎ 

 

突然ですが、皆さんは通勤は何で通勤してますか?

 

私は職場まで電車で通勤しています。在宅勤務とは無縁です。幸いなことにちょっと時間がズレていてそこまで混む電車ではないので、行きの電車は日経を読んでいます。

 

で、会社で捨てるのですが、若い社員から新聞って面白いですかとよく聞かれます。(小さいゴミ箱なので新聞を捨てると埋まってしまうので迷惑なのかもしれない)

 

新聞に書いてあることはよくわからないから読み方が分からないとよく言われる。でも、私も分からないページが沢山あるし、読むのは興味があるところだけだ。

 

株に興味を持ち始めた後輩にお勧めしているのは、興味のある会社のニュースも大事だが、重要なのはもっと大きな流れで各国の中央銀行の動きを見逃さないようにすることと教えています。日銀FRB、ECBの方針が株価を決めていると言っても過言ではない。中央銀行が市中のお金を増やそういるか、減らそうとしているかを捉えておくことが重要だと教えています。

 

 

シゲルさんほどの規模になると対戦相手は機関投資家を意識しています。機関投資家の裏をかくことも考えながら売買をしています。そこでシゲルさんはわざわざ機関投資家の土俵で戦わず、我々個人投資家の強みを活かそうと述べています。

 

機関投資家の特徴

①すぐに結果を出す必要がある

とにかく彼らはパフォーマンスを上げなければなりません。成績が悪いとインセンティブがさがるだけでなく、会社に席がなくなります。そのためには短期でパフォーマンスを上げる事しか考えていません。

②内部でルールを決めている

例えばIT銘柄に投資をすると掲げてお金を集めたら、いくら絶対に上がりそうだと思ってもスーパーの株を買うわけにはいきません。

③小型株の回転売買はしない

小型株は時価総額が小さいのでファンドのお金が流れるとあっという間に50%超えてしまい単純に売買益を狙うどころではなくなってしまいます。

④本当のことは公開しない

バフェットが日本の商社株を購入し始めたとき、来日して各商社を行脚しましたね。もちろんお忍びではなくマスコミにアピールしながら。日本の商社が優秀なのに割安に放置されていると語っていましたが、あれは当然我々を啓蒙するためではなく、株価を上げるためのアピールです。

 

 

個人投資家の強み

①休める

欲しい株がなければ無理に買う必要はありません。欲しいものが現れるまで待てばいいのです。

②小回りが利く

一般的な個人投資家はファンドに比べれば投資額も少ないので中小型株にも参戦できます。

③自由がある

これだと思った株を自由に変えます。上司にお伺いを立てる必要もないし、出資者の目を気にする必要もありません。

 

 

私は個人投資家の一番の強みは時間を掛けられることだと思います。時間をかけることでリスクを分散できます。我々は20年、30年先をゴールにして投資していけばいいのです。逆にいえば機関投資家は積立投資なんてしていないです。

 

つづく