結局、7年生にしてやっと卒業単位を満たすことになったのだが、時は2001年。就活戦線はまさにイラストの状態でした。
卒業の目途がたった7年生の春になって慌てて就職活動を始め、面接を受けまくるも2次面接にすら進むこともなく時間が過ぎていきます。
しかし、不動産業界を受けまくる中でなんとなく業界の事が分かってきました。
①ハウスメーカーは明るいイメージだが、結構しんどいし稼げない。
②ファミリータイプマンションの分譲もしんどい割に稼げない。
③アパート建築営業は売れれば稼げるが強制収容所に入るのと同じ覚悟がいる。
④投資用ワンルーム業界は囚人も哭きだす監獄カサンドラ。
(なぜか賃貸と仲介は眼中になかったです)
理想は②だったのですが、全て落ち、60社ほど受けた中で内定をもらえたのが③の会社と④の会社の2社でした。
④の会社については最初の面接で内定をくれるというとても良心的なブラック企業で、面接開始5分くらいで「君なら頑張れそうだから、一緒に頑張ろう!」なんて辞退を即決するお言葉を役員からいただきました。
結局③が私の初めての就職先となるのです。その会社は投資用ワンルームをメインに戸建て、ファミリータイプマンション、アパート建築となんでもやる会社でした。
入社後アパート建築営業部門に配属になるのですが、これが絵に描いたようなブラック企業でした。
つづく