さて、準備が整ったらいよいよ物件購入です。
☆中古の区分でスタート☆
初めての物件ですから、なるべくストレスなくスタートしたいものです。
賃貸経営で一番のストレスは空室です。空室を完全に回避することは不可能ですが(サブリースなら可能だがお勧めしない)、空室のストレスをヘッジすることはできます。
一番の理想は、1棟アパートを自己資金で購入することです。しかし、ゼロから数千万円貯めるのは難しいですし、何より時間がもったいない。そのため中古の区分を現金で購入するのがいいでしょう。
私のおすすめは団地です。もちろんエリアにもよりますが、首都圏でも諸経費を含め500万円以下で買える物件があります。
設定できる家賃を300万円なら5万円台、400万円なら6万円台、500万円なら7万円台で設定できるエリアを探しましょう。重要なのはこの賃料設定は絶対に客が付く設定額です。背伸びした金額を想定したら失敗します。
具体的な物件の探し方は以前の記事を参考にしてください。特に「✎初めての物件購入で意識した4つのこと②✎」は高利回り物件を収取するための重要なポイントです。
☆戸建てについて☆
大家さんの中には築古戸建てを勧めている方もいます。もし私が郊外に住んでいて300万円程度で戸建てを購入できたらやっていたかもしれません。残念ながら私が住んでいるエリアだといくらボロボロでも1,000万円くらいはするので戸建てには手を出していません。
田舎の方で築古戸建て買わないのかと聞かれますが、買いません。なぜなら、エリアを知らないから。郊外で確実に入居付けできる家賃設定に自信を持てないからです。
次回は「運営編」です。
つづく