こんにちは。本の虫🐞です。
皆さん「かぶ1000」を知っていますか。バリュー株を中心に投資をしている著名な個人投資家でブロガーです。本も何冊か出しているのでご存じの方も多いでしょうね。
この方、凄い投資家で、2001年以降、2008年を除いて年間収支がマイナスになったことがない。
以前かぶ1000は毎日、取引とポジションをブログで公開していました。当時は全てを公開しているブロガーなんてあまりいなかったので、信頼して毎日チェックしていました。
他にはファンダメンタルズをもとにしたバリュー株投資家だと「v-com2」からも沢山のこと学びました。
さて、前置きはこの辺にして、個別株から離れて久しいのですが、先日Yahooでかぶ1000の記事をたまたま見つけて気になったことがあったのでお話したいと思います。
(残念ながら、かぶ1000の話じゃないんです)
かぶ1000が専業投資家として紹介されていた記事に対してこんなコメントがありました。「そんなに投資投資って持上げて、またバブルになったらどうするの?みんなが実務せずに投資だけすればいいのか?」
私が触れたいのは、極端な考えしかできない人は残念だなということです。このコメントをした人の頭の中には専業投資家とサラリーマンしか存在しないようです。
もちろん、そんなことあるわけはなく、世の中のほとんどの投資家がサラリーマン投資家です。この人にはサラリーマンのまま投資をするという考えはないのかもしれません。
こういう極端な考えしかできない人はディベートが苦手です。有名な”論破王”の手法はこれを逆手に取ることが多く、まず相手の意見をどちらかに誘導して、逃げ場をなくすように追い詰めるのが彼の論法です。おそらく、相手は後から冷静になって、なんで俺あんなに固執しちゃったんだろ?って思うんでしょうね。
つまり、もっと柔軟に考えればいろんな道が見えてくるし、わざわざ自分から道を狭めることは止めようということです。
特に、年をとると自分の成功体験、経験に固執しがちです。私も気を付けていろんな人の意見を取り入れていきたいと思います。